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会社設立,売却

会社を売却するメリットとは?

株式会社には、同業他社や外資系ファンドからの公開株式による買収が付き物です。投機目的の敵対的買収は経営者としては是が非でも避けたいトラブルですが、自発的に会社の売却を行うという経営者も少なくないものです。ここでは、会社の売却を行うメリットを中心に解説していきます。

会社を売却するメリットとは? 〜 売却益で早期リタイヤ生活!?

会社設立後は経営が軌道に乗るまで多大な労力と時間を払わなければなりません。

そして、無事に経営が軌道に乗った会社は費やした努力と経験、そして収益によって一種の資産となります。会社を資産として売却することについて解説します。

会社の売買とは

会社が販売している商品だけでなく、会社そのものも売買の対象になることは意外と知られていないものです。

会社の売買は「公開している株式の過半数取得」「経営権の譲渡」「株式交換による買収合併」など、株式や経営権といった権利の売買によって行われます。

また、最後に登記してから12年以上経過した営業実態の無い会社である「休眠会社」を売買する業者も存在しており、私たちの知らないところで会社の売買が行われているのです。

会社を買収する目的とは?

会社の買収に掛かるお金は会社を興すよりも高くつくものです。それでも既存の会社を買収するのは、大きなメリットが存在しているからです。

合併を目的とする買収では、買収対象の会社が持つ「有形無形の財産」が目的となります。高い利益を上げている商品やブランドだけでなく、工場や機械などの施設・設備、経験や技術を蓄積した熟練工や技術者なども含まれます。

M&Aのような投機を目的とする買収では、経営に介入して企業価値を高めたうえで会社を売却し利ざやを稼ぐという利得目当てで買収が行われます。休眠会社の買収では、創業年数や各種認可をそっくりそのまま利用することを目的としています。

このように、会社の買収は高額なものですが買収額に見合うだけの利益が得られるからこそ行われているのです。

会社を売却する側のメリット

会社を設立して社長に納まると、経営が軌道に乗るまでは大変な努力と時間を要求されるものです。そうなると、会社はただの「自分の所属・所有する組織」ではなく自分の子供同然の愛着心の対象となります。では、なぜ世の中の社長は会社を売却することを決断するのでしょうか。

売却益を得られる

会社売却の大きなメリットはなんといっても売却によって多額のお金が動くということです。売却後は経営に参加できなくなるものの、再び会社を起こせるだけの資金と経験・人脈が残るので「会社設立しては軌道に乗ったところで売却」という企業家も居るようです。

早期リタイヤ

海外のセレブの中には、自分で興した会社を売却して作った財産で働くことなくのんびりと暮らしているというライフスタイルを満喫している人が見受けられます。会社売却で得られる利益で早期リタイヤしてしまおうというのも一つの選択肢といえます。

経営危機から脱する

会社の経営は、常に綱渡りを続けているようなもので一度の判断ミスが取り返しの付かない結果を招くこともしばしばです。

もしも会社が傾くような結果を出してしまった場合、経営者は責任を取らなければならなくなります。

もしも、会社に独自技術や特許などの魅力的な財産があった場合、会社が抱えている負債を肩代わりする形で買収してくれる同業他社が現れることもあるのです。

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