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会社設立,積立金,保険

積立金・保険

纏まったお金が必要になる目的があった場合は、前もって貯金して備えておくものです。「転ばぬ先の杖」として、前もって保険を掛けておくことも社会人にとっては常識といえます。ここでは、会社が社員の為に積立金や保険を掛けることのメリットなどについて紹介していきます。

積立金・保険 〜 社員を守る積み立てと保険

万が一に備えて、毎月の給料の中から貯金を積み立てておくことや保険を掛けておくことは大事な心構えといえます。

しかし、全ての人が必ずしも貯金や保険の加入を行っているわけではありません。場合によっては会社側が社員の給料を効果的に運用するために、貯金や保険を勧める必要があるのです。

会社内で貯める積立金

社内積立金制度は、給料の一部を特定の目的のために積み立てる仕組みです。

社内積立金には、社内旅行の為の旅行積立金や将来纏まったお金が必要になった時のための社内預金などがあります。

社内預金には、銀行や信用金庫などの金融機関と同じように独自の金利が付くため、会社の経営状態がよければ金融機関よりも信頼できる貯蓄手段でもあるといえます。

会社単位で加入する団体保険

通常、私たちが保険に加入する際には、知り合いの保険外交員や保険会社の受付窓口に加入申し込みをするのが一般的です。

しかし、会社が勧める保険は「団体保険」という形になっています。団体保険はその名の通り、会社や団体などのグループ単位で加入する形を取る保険で、養老保険などの商品も豊富で通常の保険よりも保険料が安くなるというメリットがあります。

しかし、デメリットとしては会社を辞めることになると保険を解約しなければならなくなるということが言えます。

積立金・保険の利用について

社内積立金や団体保険は上手に利用すれば便利な仕組みですが、利用する社員側にとっては給料の受取額が目減りする原因とも捉えることが出来ます。そのため、社内積立金や団体保険には、法律で厳しく規定され任意に行われるよう求められています。

社内積立金

社内積立金は、労働基準法第18条で強制的に利用させることや労働者の意思に反する形で雇用主が積立金を運用させることが禁じられています。また、利用者である労働者が返金を請求した場合、直ちに全額返金を行わなければなりません。

団体保険

会社が社員に対して特定の保険に加入を強制することは保険業法第300条第1項9号で禁止されている「圧力募集」に該当します。圧力募集とは、加入者に対して優位な立場にある人間が保険の加入を迫ることです。

強制加入はトラブルの元に

会社側による社内積立金や団体保険の強制加入は、法律違反であると同時に多大なトラブルの原因となります。

多くの場合、強制加入を行う会社は積立金の不明瞭な運用や保険金受取人の指定を会社側にするなどの不当利得を狙っているものです。

会社に法令遵守を求められる現代では、このような不当利得行為を行なうことは会社の存続を揺るがすことに繋がる為、会社経営する上で注意しなければならない重要事項の一つとなっています。

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