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会社設立,昇給,昇進

昇進・昇給

会社経営を続ける上で気に掛けなければならないのが社員のモチベーションの維持です。社員全体のモチベーションが高い会社は不況にあっても一丸となって乗り越える強さを持っているのです。社員のモチベーションを向上・維持する手段でもある昇進・昇進について解説していきます。

昇進・昇給 〜 適切な論功褒賞を忘れずに

経営者や指導者といった「人の上に立つ立場の人間」には、部下への適切な論功褒賞を行う心配りが求められます。

贔屓無く論功褒賞を行えるリーダーには人望と信頼が集まり、組織を堅持する為の原動力となるからです。会社での論功褒賞である昇進と昇給について解説していきます。

なぜ論功褒賞が必要なのか

世間では「どんな仕事でもえり好みせず、口に糊するために働くこと」を是とする考え方が優位になっていると言えますが、実際にはそうではありません。多くの人は自分の努力や達成した結果を評価し褒めて欲しいという潜在的な願望を抱えているものです。

この願望はモチベーションに直結しているため、自分にとって適正な評価が下されないと「ああ、この会社は人を見る目が無い」と感じて労働意欲の低下を引き起こしてしまいます。

労働意欲の低下は周囲に伝染しやすいため、会社全体に波及する前に適切な論功褒賞を行いモチベーションの維持と上昇に努めることが会社経営には重要な意味を持つのです。

昇進・昇給はいつ行う?

昇進や昇給などの論功褒賞は、4月・9月などの季節の節目に年1~2回程度行うのが一般的です。ある程度会社が大きくなると、各地方に設置した支社に転属を命じる必要が出てきます。

独身社員であれば身軽なものですが、家族が居る社員の場合は子供の転校を伴い手続きに時間がかかることもしばしばです。そのため学校側に余裕がある春休みや夏休みに発表することが多くなるのです。

論功褒賞の根拠は?

論功褒賞の「論功」とは、「挙げた功績を称える」という意味です。つまり、「会社に対してどのような功績を挙げたか」を論功褒賞の根拠としなければなりません。

会社に対する功績とは、「大口の契約を纏めた」「新規顧客の大量開拓に成功した」「新規事業が軌道に乗った」というような会社の業績にプラスになるものです。

逆に会社の業績にマイナスになる結果を残した場合は降格・減棒というマイナスの論功褒賞を行うことも大事です。

昇給に伴う風物詩・春闘

毎年春ごろになると、昇給を求めて企業と労働組合が交渉の席に着く春闘がマスコミを賑わせます。労働組合が求める「ベア」は、基本給の引き上げによる「ベースアップ」のことで、社員全員の昇給に繋がります。

会社側にしてみれば、昇給は人件費の増加と利益の減少に繋がるものです。出来ることならばしたくないものですが、社員の反感を買いたくはないのも事実です。だからこそ春闘は、春の風物詩として毎年マスコミに取り上げられているのです。

昇給はどう行うべきか?

昇給のやり方は三種類あります。まず全体の昇給につながるベースアップ、昇進に伴う昇給、昇進を伴わない昇給です。ベースアップは会社の業績が上向いている時に行うべきですが、ベースアップ後に景気が下降することもあるので慎重に行わなければなりません。

昇進に伴う昇給は、管理職に昇進することによって貰えなくなる手当のことも考慮しておくべきでしょう。昇進を伴わない昇給は、一時的なものとしてボーナスに反映させるなどの方策を取ることがほとんどです。昇給を行う場合には、個人の功績だけでなく社会情勢などを含めた総合的な判断が重要です。

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